三原じゅん子議員 都議会ヤジ許せない
18日に行われた東京都議会の一般質問で、女性都議に「早く結婚しろ」「産めないのか」とのやじが自民党席と思われる方角から飛んだことに関して、自民党の三原じゅん子参院議員(同党女性局局長)が19日、公式ブログで「許せない」と怒りを表明した。
三原議員は最初に一連のニュース報道を「塩村都議の所属会派は、ヤジは最大会派である自民党側の席から飛んだと指摘しており、その自民の幹部は『品のない不規則発言は慎むべきだ』と語った」と、「自民党側の席」の記載を含めてそのまま伝えた。
その上でまず「『産めないのか』? はい!私は産む前に宿すこともできません」と自らの文章で書き込んだ。三原議員は二度の結婚の中で、流産や死産、そして子宮頸部ガンから子宮の全摘出に至った、女性としてつらい経験を持っている。
そして問題のやじについて「変わってないんだな~。どこの政党の方であっても、、、、許せない野次。(怒) 日本はいつになったら変わるんだろうか!」と、たとえその質問が自分の所属する自民党の議員が発したものだったとしても、許せないという思いを隠さず記した。
やじは18日の本会議中にあり、みんなの党の塩村文夏都議(35)が妊娠や出産に関する都の支援政策を尋ねる質問をしていたところ、自民党の都議が座る席の付近から複数の男性の声で上がったという。