黒沢年雄 昨年だけで4度がん摘出手術
俳優の黒沢年雄(68)が26日、フジテレビ系「ノンストップ!」の取材に応え、昨年だけで4回、がんの摘出手術を受けたことを明かした。人生を通して6度の摘出手術を受けたことになるという。
黒沢によると「去年2月に食道がんが見つかって内視鏡手術、その半年後に再発して」また手術。同時に初期の胃がんが見つかったのでこれも摘出、その後悪性ポリープが胃の粘膜に達している危険性があることが分かって昨年末、胃の3分の1を切り取ったという。
「去年、あれだけ手術をやって会見に出たら大騒ぎになると思う」と、公にはせず治療を受け続けた。これは48歳の時に初めて大腸がんが発見された際にこれを明らかにしたところ、もうダメなんじゃないか、役者としての再起は無理なんじゃないかと思われた苦い経験があったから。
まだ死ぬつもりはない黒沢だが、まさかの時には「葬式も告別式もしないで静かに去っていきたいね」という。