和田アキ子 ご意見番扱いは「嫌です」
歌手の和田アキ子(64)が28日、TBS系のトーク番組「サワコの朝」に出演し、「芸能界のご意見番」と呼ばれることについて「嫌だ」と心情を訴えた。また、和田は引退の時期についても触れた。
MCの阿川佐和子から「ご意見番と呼ばれることについてどう思いますか」と聞かれた和田は「嫌ですよ。ご意見番だなんて」と即座に答えた。続けて和田は「オブラートに包んでいるつもりなんだけど、声もよく通るし迫力があるから。他の人でそこまで言っていいのっていっぱいいるよ」と自身よりも過激な発言をする人物がいるのに、自身の発言が目立って取り上げられることに不満を見せた。
和田はさらに、「ふだんは(自分のことを)怖いとか、がらが悪いとか言ってるのに、どうして(自分の)意見を聞くのかおかしいね」と疑問符を投げかけた。
和田はまた、「夢は『いつも旬でありたい』ということ。でも、歌手という自負が無くなったらやめる」と自身の引退について触れた。その上で、「ドレスが唯一似合ってると思っているし。第2の和田アキ子はいないと思う。(体が)大きくなきゃだめだし、声もハイトーンではだめ。一代で終わるとしたら和田アキ子をまっとうしたい。まだまだやりたいこといっぱいある。頑張りたい」とも話し、引退はまだまだ先であることもほのめかした。
和田は7月17、18日に東京のジャズクラブ「ブルーノート東京」でライブを上演することが決まっており、「レイちゃんと初めて会ったのがNYのブルーノートなんです」と尊敬する米歌手レイ・チャールズをレイちゃんと呼んで引き合いに出し、「すごいかっこ良かった。今、ものすごく力入ってます」と前向きに話した。