AKB握手会7月から再開 厳戒体制で
AKB48が30日、7月5日の東京ビッグサイトから握手会を再開させることを発表した。5月25日の握手会襲撃事件を受け、48グループは握手会を延期してきた。再開に向けては、警備会社の監修のもと、警備体制の検証を重ねたといい、過去の握手会とは違い、厳戒体制で開催される。
当日は8時半の開場を30分早め8時に。手荷物は1人1個に制限し、サイズも3辺の合計が90センチ以内にまで規制。金属探知機によるボディーチェックや手荷物検査も実施する。
飲料に関しては、安全確認のため、スタッフの前で試飲することを義務づける。メンバーとの握手の際は、握手レーンに設置した荷物置き場に荷物を置き、手ぶらで握手するルールも設けた。
セキュリティ強化のため、オフィシャルグッズ販売は中止となる。
公式ライバルである乃木坂46は6月21日に握手会を実施。事件後初の開催で、手荷物検査のほか、警備員が金属探知機でポケットの中などを調べ、ベルトとズボンの間に何も挟んでいないことを確認されたファンも。
ペットボトルの中身は警備員の前で飲むことを求められるなど、厳戒体制での開催となった。
また、メンバーは高さ数十センチの踏み台に乗り、柵越しに手を差し伸べてファンと握手していた。