小林旭 東てる美の降板騒動に反論
俳優で歌手の小林旭が1日、浅丘ルリ子とのデュエット曲「いとしいとしというこころ」(9月3日発売)の発表会を1日、都内で開いた。小林は3月末に、女優・東てる美から舞台を突然降板させられたとして、「あれはイジメ」などと批判を受けたことについて、反論した。
小林の主演舞台「熱き心で突っ走れ」に出演予定だった東は、舞台降板について「あれは完全に(小林による)イジメ。演技指導の枠を超えていた」などと批判。稽古場で、罵倒されたと主張した。
同舞台には浅丘も出演しており、小林は、「あれ(あの騒動)は、俺がとやかく言うより、こっちが言った方がいいだろう」と浅丘にバトンを託し、浅丘が「あの人(東)だけだけ特別に(言ったんじゃ)じゃないんですよ。あちらが、抵抗というか反抗っていう言い方なさったのでちょっと、声を荒げただけ。それだけなの。どうってことないの。こちらは何も理不尽なこと言ってない」とフォロー。
小林は「少しでもお客さんに楽しんでもらいたい。その中で、こうあってほしい、こういう追い芝居をしてほしいというのがある。(だから)『違うだろ、今の言い方は』ってこっち(ルリ子)にも言うし。それでよくなっていくの。同じように、(共演の)松方(弘樹)にもしかり」と演技指導の意図を説明した。
東の場合は、「今のは違うだろ」と言ったところ、「やってますよ!」と返され、「やってねえじゃねえか、この野郎」という感情的になったことは認めた。
東は3月下旬、自身のフェイスブックで突然の降板についての不満を表明。その後、テレビの取材にも「あれは完全にイジメ」などと怒りをあらわにしていた。