小野恵令奈 芸能界引退…20歳の決断
元AKB48で「えれぴょん」の愛称で親しまれた女優、歌手の小野恵令奈(20)が3日、芸能界引退を公式ブログで発表した。今月15日をもって引退し、ブログも閉鎖される。小野は06年、12歳でAKBのメンバーとなり、注目を集めた。10年9月にAKBを卒業。卒業後は海外留学の夢を明かしていたが、約1年後の11年10月に芸能界復帰を電撃発表した。
小野は「20歳が近づくにつれ、新たな夢や目標が出てきました」と卒業理由を説明。12歳から8年間の芸能活動について「普通では味わえないような経験を、夢のような時間を、景色を見させて頂きました」と感謝した。
【ブログに掲載された小野のコメント全文】
この度小野恵令奈は7月15日をもって芸能界を引退する事にいたしました。突然のご報告となり、皆様にご迷惑とご心配をおかけすることになってしまい、ごめんなさい。
私は12歳で芸能界に入り、お仕事を通じてたくさんの勉強をさせていただきました。
普通では味わえないような経験を、夢の様な時間を、景色を見させて頂きました。憧れであった仕事だったからこそ、無我夢中でいられた反面、思春期を経て色々と考える様になった自分がいることに気づきました。
20歳に近づくにつれて、その想いが強くなっていき、自分自身と向き合って考える時間も増えていきました。そして、新たな夢や目標が出来て今回の様な決断をさせて頂きました。
これからは違う形ではありますが、新たな目標に向けて進むべき道を一歩一歩しっかり進んでいきたいと思います。また、そういう時期がきましたら、あらためて皆様にお伝えすることができるかもしれません。
本当に沢山のファンの方々や関係者、スタッフの皆様の支えや応援があったからこそ、今に至るまで私は、素敵な芸能生活を送らせて頂けたと本当に本当に心から感謝しています。約8年間、とても楽しかったです。みなさんに出会えた事、過ごした時間、幸せでした。ありがとうございました。
小野恵令奈