高校野球番組にABC新人アナ2人抜擢
今夏の第96回全国高校野球選手権大会の地方予選や、代表校の注目選手を紹介するテレビ朝日系「速報!甲子園への道」のキャスターに、大阪・朝日放送(ABC)の新人女性アナウンサー2人が抜てきされたことが3日、分かった。今年4月入社の川添佳穂(23)、ヒロド歩美(22)の両アナで、テレビ朝日の5年目・森葉子アナ(28)とともに球児たちの熱い想いを伝える。
番組では全国49地区の全決勝戦を速報するほか、地方予選で活躍した代表校選手紹介や、惜しくも甲子園への切符を逃したチーム・選手にもスポットを当てた企画を準備。キャスターがスタジオを飛び出し、球児たちを取材した現場の熱気をお茶の間に届ける。
現在、新人女性アナ2人は、7月のデビューに向けて研修に励んでいる。
川添佳穂アナは鹿児島県出身で、運動好きの笑い上戸。「選手の方にとっても、見ている方にとっても、最高の夏になるよう、誰よりも汗をかいて、誰よりも真っ黒に日焼けして、野球ボールのようにまん丸な顔で頑張ります」と宣言した。
ヒロド歩美アナは兵庫県出身で、父親が日系オーストラリア人三世。ABCでは初の名字がカタカナのアナで、人見知りとは縁遠い陽気な性格。「関西で生まれ育ち、甲子園球場の近くに住んでいました。高校野球、甲子園球場は、喜怒哀楽の宝箱です。関西魂で元気をどんどん伝えていけたらと思っています」と抱負を語った。
森アナは昨年に続いての出演で「昨年以上に球場に足を運び、取材をして、多くの思いをスタジオからお伝えすることができればなと思っています」と語った。
7月22日から同30日まで深夜帯などで放送予定。