上沼恵美子 山本陽子から公開説教
女優の山本陽子(72)が4日、関西テレビのバラエティー番組「快傑 えみちゃんねる」に出演し、メーンMCの上沼恵美子(59)を説教した。上沼も負けじとやり返し、同番組ではかなり珍しい展開に共演者からは「なんですか、このバトル」との声が上がった。
番組冒頭で、上沼は山本を紹介した際、「きれいですね。日本一お着物が似合う」と芸能界の先輩をたたえた。山本も笑顔でこれを受けた。
しかし、番組コーナーで身近な人物を語る場面で状況は徐々に変化。上沼が、元同局のプロデューサーの夫について「朝ご飯作ってくれた」と最近のエピソードを披露するも、「朝ご飯作ってもらってあんなにキレたのは初めて。キャベツが黒いんです。油ひいてないから」などと夫の料理を批判。「味は塩が足りないし、見た目が汚い。トーストも生焼け」と顔をしかめながら話した。
すると、苦笑いを浮かべながら聞いていた山本が「上沼さん、上沼さん。やって下さるだけでもいいじゃない」といさめた。上沼は「違うんです。汚い。自分も残したもん!」と反論。首を左右に振る山本を尻目になおも上沼は夫について「漢字でしゃべるんです。新聞よく読むから難しい漢字をいっぱい知ってる。半分以上何を言ってるのか分からん」と悪態は止まらなかった。
山本は「でも、素敵な旦那さんだと思います!すごい素敵な旦那さんだと思います」と2度繰り返して上沼に悪口をやめさせようとした。上沼は一瞬ぼう然とした後、「じゃあ差し上げます」。これに山本も含め共演者は大爆笑となった。
山本は「上沼さんが愛しているのがすごいよく分かります」と言うと上沼は「愛してるんです。尊敬してるんです。恋い焦がれて結婚したんです」と訴えた。すると山本は「いいじゃない。それくらいのことは」と上沼に寛容であることを求めた。
しかし上沼は「定年になってまもなく7年。見た目は若々しくて素敵ですけど…でもやっぱり年には勝てないのかな」と不満をぽろり。山本は「そんなこと言っちゃいけません!」ときつく説教。上沼は「いけませんけども」と反省すると、お笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史は「このバトルなんなんすか」と戸惑いながらも見入っていた。