福士蒼汰 川口春奈をお姫様抱っこ
女優の川口春奈と俳優の福士蒼汰が12日、東京・新宿ピカデリーでの主演映画「好きっていいなよ。」初日舞台あいさつに登壇。あいさつ前の上映が映写機トラブルで中止となるハプニングが発生。福士が川口をお姫様抱っこするなど、キャスト陣が平謝りしながら盛り上げた。
関係者によると、会場となるスクリーン1でアンジェリーナ・ジョリー主演の映画「マレフィセント」を上映していた午後2時すぎに映写機の基盤チップが不調をきたした。同4時15分開始の「好き‐」上映前に復旧を試みたもののかなわず、スタッフが舞台あいさつだけ行う旨を来場者に説明した。
上映時間の103分を待たなければいけなかったが、610席のうち帰宅したのはわずか5席ほどだったという。来場者にはおわびに同作のチケットとドリンク券などが配られた。
埼玉県での同作の舞台あいさつ中に事態を知ったという川口は「すいませんでした。こんなに待っていていただいて、とても感謝しています」と頭を下げたが、今度はマイクのトラブルでその言葉も途切れ途切れ。「いろんなトラブルが…」と苦笑いでマイクを替える一幕もあった。
舞台あいさつでは、福士ら男性キャストが劇中の名セリフを客席につぶやくコーナーもあり、大盛り上がり。「俺のこと好き?何も言わないとチューしちゃうぞ」と胸キュンセリフを飛ばした福士も、長いことも待っていた来場者に「うれしいって言葉じゃ伝わらないと思うんですけど、うれしいです」と感謝。写真撮影では、純愛映画にちなみ、福士が川口をお姫様抱っこし、観客から悲鳴のような歓声が上がっていた。