タレントの木村裕子（３１）が先日、一酸化炭素中毒で失神して救急車搬送され、あわやの事態に襲われたことを２２日、ブログで明かした。

　それによると木村は友人２人と炭火焼きの店に行き、「たまたまあまり調子が良くなかったので、ソフトドリンクしか飲みませんでした　食べ終わってお店を出ると、なーんか頭が痛い」。

　持病の偏頭痛ではないかとそのまま歩いて駅へ行き、「列車が到着した瞬間に記憶を失くし倒れたそうです」と、これは一緒にいた後輩から後で教えられた。

　慌てた後輩は周囲に助けを求めたが、最初は駅員も通りかかる人も単なる酔っ払いと思ってか、無視。やっと駅員を呼んできてもらい、ベンチに横たえられた。

　そのときは意識を取り戻していた木村は、信じられないものを見た。「横たわりながらみた風景は電車の中から私を写メで撮る人たちでした」。また意識を失い、次に気がついたのは救急車の中。アルコールは１滴も飲んでいないことを伝えると、救急隊員は急に慌てだした。

　病院での診察結果は一酸化炭素中毒。「お店の換気の悪さが原因だったみたいです」とつづる木村。そんな倒れた理由より、救いを求めても応えなかった人、面白がって写メを撮った人がいたことにショックを受けているようだ。