超遅球で炎上のアナ 古巣のフジ批判
夏の全国高校野球に出場した東海大四高校・西嶋亮太投手の「超スローボール」について、「世の中をなめた少年になって行きそうな気がする」などとツイートし、炎上状態となった元フジテレビアナウンサーの岩佐徹氏が20日、ブログを更新。古巣のフジテレビへの皮肉と批判を展開した。
この日のブログで、出身局ゆえにフジ関連の話題について書く時は「厳しすぎるぐらいの目で書いています」と切りだした岩佐氏は、今月13日に放送された「FNSうたの夏まつり」について言及。「満足度は85点」と高評価を与えた上で、フジの内部事情暴露のような書き込みを続けた。
まず「最近は、フジテレビを見る機会が少なくなっています。一時は強かったバラエティに面白いと思える番組が減ったからです。」と“面白い番組が減った”指摘した。
また、FNSの前身番組「FNS歌謡祭」に何度か出演したことがあることを明かし、同番組で歌手や曲のデータとして発表していたフジ独自のデータ・システム「FNMDS」(フジ・ネットワーク・ミュージック・データ・システム)について“根拠のない、かなり怪しいものだった”と暴露した。
ブログでは当時、発表していたこのデータについて触れ、「(※私は)まことしやかなネーミングのデータベースから取り出した(と称する)、歌手や曲のさまざまな数字について解説を加える役でした。FNMDSを口にするとき、かなり恥ずかしかったです。だって、根拠のない、かなり“怪しい”ものでしたから。ハハハ。」とコメントしている。
フジは6月27日付けで、全社員約1500人の3分の2にあたる1千人規模の人事異動を発令したが、この開局以来の大異動にも言及。「『音楽はナマ』をモットーとしてきた“名物”プロデューサーが異動すると聞きました。今後が心配です。」。“音楽はナマ”と口パク禁止を打ち出したとされるフジの音楽番組の中心的人物だったKプロデューサーが異動したことを憂い、古巣の今後を心配した。