カンニング竹山 華丸との確執を語る
カンニング竹山が21日、TBS系「櫻井有吉アブナイ夜会」に出演。同期で同郷のお笑いタレント・博多華丸との確執と和解を語った。
吉本興業の福岡事務所から91年にデビューした博多華丸・大吉と竹山。その後、竹山は、当時組んでいたコンビを解消し、単身、逃げるように上京した。
この日の番組で、竹山は同じく福岡吉本出身のパンクブーブー・黒瀬純を交え、華丸と酒を酌み交わしながら対談。上京後、10年間鳴かず飛ばずだった当時の心境を「人を、福岡を恨むことばっかり考えてた。福岡で売れてた“華大”を意識してた?やっぱり同期だからね」と述懐した。
黒瀬は、華丸が「アイツ(竹山)はすぐやめてく(し)さ」と口にしていたことを明かし、華丸と竹山が一緒の時は「ピリピリしてた、2人が」と犬猿の仲だったことを証言した。
「10年間の確執が溶けた」(竹山)のは、その後。2006年に華丸がR‐1ぐらんぷりで優勝する前。華大と仕事が一緒になり、酒を飲んだ時、竹山は初めて「オレが全国放送に出てる時、華大が応援してくれてた、って聞いて、オレは何を恨むことばかりやってたんだ、と、泣くぐらいに(なった)」と目が覚めたという。
その直後、R‐1があり、華丸が優勝。地方の空港のテレビでその模様を見ていた竹山は「オレ、泣いた」と明かし、「10年ちょっとかかったよ、自分の中の確執を取るために…」と告白した。
竹山の話を聞いていた華丸は「オレたちは、竹山が(福岡から)逃げてくれたおかげで、(オレたちは)逃げられなくなった」と逆に“感謝”。竹山は「どうなるか分からない、人生は」としみじみ語っていた。