71歳・桂文枝 裸で「氷水」に挑戦
落語家・桂文枝(71)が22日、世界的な広がりをみせている、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者支援のためのチャリティー活動「アイス・バケツ・チャレンジ」に参加。上半身裸で氷水を浴び、あまりの冷たさに飛び上がる姿が、吉本興業の動画サイトにアップされた。
同活動は指名を受けると、24時間以内にバケツに入った氷水を浴びるか、100ドルを米ALS協会に寄付するかを選択。文枝は両方とも選択した。
氷水を浴びた人は次の挑戦者を指名できる仕組みになっており、文枝は落語家・笑福亭鶴瓶から指名を受けた。滞在先の兵庫県・淡路島の港で果敢に「氷水」に挑戦。「チャレンジさせていただきます」と神妙な顔つきで着物を脱いだ。マネジャーが頭の上から氷水をぶっかけると、冷たさのあまり「ちゅめた!」と走りまわった文枝。バケツの中には同地の名物、タコも入っており「タコも入っとるやないか!ちゅめた!」と真夏にもかかわらず凍えていた。
文枝は次の挑戦者について「桂歌丸さん!は無理でしょうから」と、78歳で休養明けであることを配慮し、柳亭市馬、三遊亭小遊三、立川志の輔、三遊亭円楽の、東京の落語会の重鎮を4人指名。本来は3人だが寒さのあまり興奮して名前を4人あげた。文枝はまた、上方落語協会の会長として「いつか、落語協会はひとつになりましょう」と呼びかけた。