元AKB増田有華 幼少時に壮絶体験
元AKB48のタレント増田有華(23)が25日、幼少時の壮絶な闘病体験をブログにつづった。
増田は25日に放送された日本テレビ系のドラマ「いのち つなぐ 移植から18年目の結実」で難治性の病に冒された少女のストーリーを見て、自らの小さかった時の体験を思い出した。
増田は2歳で小児がんに冒され、さらには先天性免疫不全であったことから治療は難航した。
睡眠剤を点滴された際に効き過ぎ、「くるった私が、鉄パイプで囲われた小さな籠の中でこの世のモノとは思えないほど暴れたことがあったんだって」と母親から聞かされた壮絶な事件を明かした。
「汚ない物たちに塗れた日々を過ごしてた頃は、ベッドの上でこのままどこまでも沈んで埋れそうな程泣いて、死ぬ。と、凄い勢いで道路に飛び出そうとしたことがある」という自殺未遂の一件は増田自身の記憶にもある。
「親に必死に止められて、声が出なくなる程泣いて。あぁいう時って、地面に吸い込まれそうになるくらい、不思議な重力に引っ張られて立てなくて、息もちゃんと出来なくて」そんな断片的な記憶が今も増田の心に宿っている。
そんな体験を通り抜けた増田だから、今改めて「自分を、今を、ちゃんと生きる。それが生きられなかった人の分まで、ってことだよね。逃げちゃダメ。絶対」と確信を持ってつづることができるのだろう。