俳優・金山一彦（４７）と電撃再婚した弁護士の大渕愛子氏（３７）が２９日、ＴＢＳ系「金スマ」に出演。結婚発表の１日前の２３日に収録した同番組で、結婚について一切触れず、「結婚願望はない」と話すなど、共演者やスタッフをだます形になったことを謝罪した。

　大渕氏は２４日に生放送された「行列のできる法律相談所」で、誕生日の１２日に金山と入籍していたことを電撃発表した。

　２９日に放送された「金スマ」は大渕氏の素顔に迫る企画で、子供のころからふなっしー好きの現在まで、再現ＶＴＲなどを織り交ぜ、１時間の番組に仕立てていた。金山の名前はもちろん、現在恋人がいるかどうかも明言せず、“ふなっしー愛”が現在の多忙な大渕氏の活力の源であるという内容に仕上がっていた。

　スタジオのトーク部分では、レギュラー陣の大竹しのぶが「（恋愛は）今してるんですか？」と聞くと、「それは…」とはぐらかし、答えずじまい。

　同業者と１年で離婚した過去に触れ、ＳＭＡＰの中居正広から「今後結婚する（予定）とか？」と聞かれると、「結婚願望はないですけど…」と口にし、番組は終了した。

　２４日の結婚発表で驚いたのは「金スマ」の番組スタッフ。すっかり出し抜かれた形となり、再度大渕氏に取材すると、「２４日にサプライズ発表するということで、本当にだれにも言えずに…。スタジオでも事実と反することを言ってしまい、申し訳ありません」と謝罪。

　結婚願望はない、と口にしたことについて追求されると「願望はないのは事実です。でも（結婚）することになったので…」とバツの悪そうな表情で「申し訳ありません」と詫びていた。

　夫の金山も、入籍日の１２日に収録され、２６日に放送された日本テレビ系「踊る！さんま御殿」に、番組側には結婚を秘密にしたまま“離婚組”で出演。離婚ネタだけでトークを終え、「※この番組は８月１２日に収録されたものです」と異例のテロップつきで放送される事態となっていた。