“嫌々アイドル”緊急会見もドタキャン
東京・赤羽を拠点として活動するアイドルグループ・Nゼロ(元AKBN0)のメンバーで、28日に活動辞退を発表していた石原麻衣子(15)が、31日に都内で予定されていた緊急会見およびライブを中止した。30日深夜に同グループの公式ブログで発表された。
運営側はブログで「明日31日(日)行う予定だった石原麻衣子緊急会見、緊急ソロライブですが、本人から『明日はやりたくない』という連絡が入りましたので、急ではありますが中止にさせていただきます。大変申し訳ありません」と謝罪した。
中止の理由については「『高校生になるまで周りの子達と同じように生活をしたい。高校生になるまではみんなの前に出たくない』ということです」と説明。「昨日までソロライブのセットリストを詰めておりましたが、本日このような結果になってしまいました。ご迷惑をお掛けしまして大変申し訳ありません。心より深くお詫び申し上げます」と再び謝罪で結んだ。
11期生だった石原は6月、ファンとの私的交流を理由にグループを強制脱退処分になったが、7月に自身の強い希望で14期生の「見習い」として復帰した。だが8月になり、活動辞退を申し出。その理由として、運営側は「会社から部屋のゴミを捨てろと言われるのが嫌だ」「11期生に戻りたいが、戻れないのが嫌だ」「見習いだと、ライブで1曲しか歌えないのが嫌だ」「見習いになってから、やる気がなくなった」などと、石原が挙げた理由を列挙した。
さらに「1カ月前には『私は紅白に出るまで絶対にやめません』と言っていたのに、なぜ辞めると言えるのか?と聞いたところ、『私は気が変わりやすい』ということです」とのやりとりも記し、「会社としましても彼女の行動につきましては、開いた口がふさがらないという印象です」と非難していた。
その上で29日には、「彼女が公の場で真相を語った方がいいという判断になりました」とし、31日に緊急会見とソロライブを行うことを決定。石原がグループ脱退後もソロとしてのアイドル活動を希望していたことから、観客が50人以上集まり、その過半数がアイドル続行を支持すれば活動続行、どちらかをクリアできなければアイドルを引退し、受験に専念するということが発表されていた。