横山たかし 7カ月ぶり仕事復帰

 ヘルニアを伴う脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)の手術および治療のため長期休養していた、ベテラン漫才コンビ「横山たかし・ひろし」の横山たかし(65)が31日、大阪・道頓堀角座の舞台で7カ月ぶりに仕事復帰を果たした。リハビリのために入院していた大阪市内の病院をこの日午前中に退院し、そのまま午後の舞台に出演した。

 出番の後、相方のひろし(67)とコンビで囲み会見に応じたたかしは、1月下旬から4度の入退院を繰り返し、その間に2度の手術をしていた事実を明かした。体重は約10キロ落ち、「足、おなか、お尻の肉が全くなくなった」という。現在は筋力をつけるためのリハビリに励んでおり、両足には湿布が貼られていた。

 入院生活が長かったが、顔は真っ黒に日焼けしての復帰。「タバコだけはやめられん」というたかしは、病院内の喫煙所が屋外にしかなく「一日10回くらい歩行器を使って外に出ていた」と告白。おかげで院内に同世代のタバコ友達がたくさんでき、退院時には花を贈られ祝ってもらったという。

 7カ月ぶりの復帰舞台は5分強のネタだった。金色のド派手な衣装に身を包んで登場したたかしが「退院したんじゃ。つらいのう~」とおなじみの第一声を発すると、大きな拍手で迎えられた。

 ネタの終盤には先輩の正司敏江(73)が気を利かせて舞台袖から持ち込んだイスに座って漫才を続けたが、「リハビリでは15~20分くらい立てるけど、歩く時にバランスが取れない」と現状を説明した。

 今後は体調の回復具合をみながら、リハビリと並行して仕事を入れていく。完全復活のメドについて「10月いっぱいまでには歩けるようにしたい。そして、(来年の)1月1日には完ぺきな感じにしたい」と予告した。

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