デヴィ夫人 盲導犬制度の廃止を主張
埼玉県で7月に盲導犬「オスカー」が何者かに刺されて負傷した事件に絡んでデヴィ夫人(74)が1日、公式ブログで盲導犬制度の廃止を主張した。
デヴィ夫人は加害者を憎み、厳しく罰するための法改正を訴えるとともに、盲導犬が選ばれて訓練を受け、やがて引退するまでの生涯を記して「私はそんな盲導犬制度に対して強く反対の気持ちを持っております」とかねてから抱いていた主張を公にした。
デヴィ夫人は「目の不自由な方にとって盲導犬は身体の一部とも言える働きをしているのです」と理解しながら、盲導犬は「本来のネイチャー通り自由に飛び跳ねることも出来ず、はしゃぎ遊ぶことも出来ず、吠えることも出来ず、ただ黙々と目の不自由な方に仕えるのみ」で「それは一種の“虐待”と思っています」と結論付けた。
またデヴィ夫人は盲導犬制度を廃した後の代替措置として「白いステッキが鳴るように改造するとかして『盲導犬』を必要としないで済むように出来ないものでしょうか?」と提案している。
デヴィ夫人は会員制動物救援組織ARKの会員で、6月のブログでは「犬好き」の条件でお手伝いさんを募集している。