宮崎吾朗監督 テレビアニメに初挑戦 

 映画「ゲド戦記」「コクリコ坂から」などで知られる宮崎吾朗監督(47)が2日、都内で、NHKのテレビアニメシリーズ「山賊の娘ローニャ」(BSプレミアム、10月11日スタート、土曜、後7・00)の完成試写会に出席した。

 スタジオジブリを離れて武者修行中の吾朗氏がテレビアニメシリーズを手がけるのは初めて。クオリティの高さから全26話中、まだ3話しか完成しておらず「全部できるのかな」と苦笑しつつも、「実感として、結構いけるじゃんという感じ」と自信をのぞかせた。

 同シリーズは、吾朗氏の父・宮崎駿氏が監督を務めたアニメ「未来少年コナン」でスタート。駿氏は引退を宣言しているが、吾朗氏は「1年ぐらいジブリに行ってないし、どうなってるのかさっぱり分からない」と話していた。

 「山賊‐」は長くつ下のピッピ」で有名なアストリッド・リンドグレーンの名作ファンタジーで、中世ヨーロッパ風の世界に広がる森を舞台に、山賊の娘ローニャの冒険と成長を描く。

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