歌ネタ王者は小島よしお元相方
歌をテーマにした笑いのナンバー1を決める「歌ネタ王決定戦2014」の決勝戦が3日、大阪市内で行われ、ピン芸人の手賀沼ジュン(35)が優勝した。ネパール生まれで、ピン芸人になって今回が初のテレビ出演だったという“ナゾの男”の正体とは?
手賀沼は、前年覇者のすち子&真也との最終決戦を、「安倍にニベア」「野茂の酢の物」などなど、上から読んでも下から読んでも同じ「回文」を歌に乗せて次々に披露するネタで栄冠を勝ち取った。
手賀沼は6年かけて卒業したという早大第1文学部時代に、小島よしお、現お笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大、槙尾ユースケらとお笑い5人組「WAGE」を結成し、01年にデビュー。しかし06年に「伸び悩んで、メンバー間でギクシャクした」のが理由で解散し、以降はミュージシャンとピン芸人として活動していた。
ダム設計士の父親の仕事の関係でネパールで生まれ、10歳まで同国で育った異色経歴。現在は芸能活動の収入は月3万円ほどで、千葉の実家から1時間かけて都内のコールセンターに通い、家庭教師紹介のアルバイト(時給1300円)と掛け持ちで生活費を稼いでいる。
回文は、3年ほど前から、この“通勤時間”を「無駄にしたくない」とツイッターで披露し、昨秋から音楽に乗せるネタにしてきた。
解散後にブレークした小島や、昨年、キングオブコントで優勝したかもめんたるについては「この距離、タクシー乗るか!?というぐらい暮らしぶりが変わってますね」。今回の決勝前に小島らに壮行会を開いてもらい、優勝したら焼き肉をおごる約束だという。
MBSでテレビ中継された今回の決勝戦が、ピン芸人になって初めてのテレビ出演。「なかなか、ツキのない人生で、手渡しで給料をもらった日に財布を落としたこともあります」。
前夜は自宅の部屋にコウモリが入って来るハプニングに見舞われ、この日は、決勝第1Rの出番がスタートしようとした矢先に、回文歌詞を表示する舞台上のスクリーンがトラブルで消灯するハプニングも。出番が後ろに回り、モニターが回復するまで約20分、待たされたが「(モニターが)なおらなければ、これも運命。いいネタになる」と開き直り、逆に緊張が解けたという。
優勝して賞金300万円を獲得。「分かんないです」「なんですこれ!?」となかなか優勝が信じられない様子だった。
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