元フジ中村江里子アナ、最愛の祖母死去

 元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの中村江里子が4日、ブログで8月に最愛の祖母が亡くなったことを伝えた。

 中村は「8月に大好きな、大好きな祖母が95歳で亡くなりました。この数か月、ゆっくりと、でも私たちにとっては早すぎるスピードでしたが、身体の中の電気を一つずつ消していっていたのです。」とつづった。

 母親からの連絡を受け、春にはパリから一時帰国。1カ月ほど滞在し、看病に務めたという。祖母は銀座生まれの銀座育ち。「“銀座小町”と呼ばれていた」という。

 訃報は、アメリカで、現地に住む妹ファミリーと夏休みを過ごしている時に、届いた。「95歳は大往生!!でも、やはり家族にとってはさみしい別れです。祖母の棺にひ孫たちが書いて、病室に貼ってあった絵やお手紙や好きだった服をいれました。」

 中村はブログで「美しく、品が良く、穏やかな祖母でしたが、関東大震災や戦争を経験し、大切な人たちを多く亡くしてしまい・・・いやな思いも沢山してきたはずなのに、そういうことは一切言わず、ほんわかとしていました。でも芯の強さは誰もかなわないくらいすごかったのだと思います。」とありし日の思い出をつづっていた。

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