品川庄司 解散危機の大ゲンカを激白
お笑いコンビ「品川庄司」が14日、読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演。ケンカを繰り返してきた19年のコンビの歴史を振り返るとともに、5年前にフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」出演がきっかけで大ゲンカし、解散の危機に追い込まれたことを激白した。
品川祐(42)と庄司智春(38)は1995年にコンビを結成。東京NSC1期生としてデビューした。庄司は「しょっちゅうキレられて(品川に)殴られてました」と明かし、この日の番組では、2000年4月、インターネットラジオの収録中に品川が本気で庄司にキレて、大ゲンカになった衝撃映像がオンエアされた。
品川が「何だよ、おかしいだろ!」とキレ、映像が乱れると、「何だよ!てめェ!!」(品川)「あー、また殴るんでしょ」(庄司)という口ゲンカの後、ボコボコッと殴る音が聞こえた。
周囲に止められ、番組収録中のケンカは止まったが、いつもは一方的に殴られっぱなしの庄司に珍しく顔をひっかかれ、品川は顔から“流血”。直後に、仕事で一緒だった先輩のココリコ・遠藤章造は「血の痕(あと)があったから、『仲直りせえ。手出して、はい!握手』って(和解)させました」と証言した。
品川は、本気で「解散を考えた」という5年前の“事件”にも言及。当時、書き下ろし小説「ドロップ」を映画化し、映画監督としても売れっ子となっていた品川に対し、「面白くない」などと庄司が挑発する「めちゃイケ」のドッキリ企画が発端だった。
庄司の挑発ゼリフは、ディレクターの指示通りだったが、品川は怒りが沸点に達し、庄司の首を絞めて、小声で「おまえ、ほんとに殺すぞ」と恫喝。ピンマイクを外し、「もう解散だ!」「もうやめる!」と叫び、収録どころではなくなった。
その後、2人は口をきかなくなり、解散の危機に直面したが、マネージャーが和解の場を設定。互いに腹にためてきた思いをぶつけ合うこととなった。品川は「何かオレに言いたいことがあったら言って」と促すと、庄司は思い詰めた表情で「オレ、ミキティと結婚する」。庄司の天然ボケっぷりに、「怒りがふわ~ッとなって、(思わず)おめでとう、って(言った)」と振り返った。
庄司はモーニング娘。の藤本美貴と09年3月に婚約し、同年7月に結婚した。