田中律子 芸能人の離婚とCMの舞台裏
女優の田中律子(43)が23日、関西テレビの情報番組「ハピくるっ!」にゲストとして生出演。2012年の離婚を振り返り、「いいお母さん」のイメージがついていたため、CMなど仕事の関係で“離婚NG”で、離婚に至るまで時間がかかったことを明かした。
離婚危機がたびたび報じられる芸能人。そのたびに円満ぶりを説き、危機説を否定する芸能人。そして、半年後、1年後に離婚‐‐。芸能界では珍しくない“光景”だが、芸能人の離婚にはやはり、CMなどイメージを大切にするスポンサーがらみの問題が関係しているようだ。
田中は1997年にカメラマンA氏と結婚。98年に長女を出産したが、2012年2月に離婚した。
この日の番組で、離婚について「事務所の社長とかにも相談してたけど、(離婚)できなかったのは、仕事の関係…コマーシャルとかがあったから」と告白。離婚についての話し合いをずっと続けていたというが、それでもなかなか離婚できなかった理由を「めっちゃ『いいお母さん』『いい奥さん』ってイメージあったじゃないですか。だから離婚は絶対ダメ、と」と“舞台裏”を明かした。
確かにアウトドア派で明るく、健康的な田中は、「いいお母さん」「いい奥さん」のイメージが強く、CMやイベントでもそのイメージでの仕事が多かった。しかし、離婚となると、イメージが壊れることになり、反対されたようだ。
長女は冷え込んだ夫婦関係を敏感に察知していたようで、小6の時に「ママ、もう離婚していいよ」と言われたことも告白。「ひえ~~~っ、と(驚いた)。でもそれで、別れようと思った」と娘の一言で背中を押されたことを明かした。
5年間の交際期間を経て結婚した田中。結婚前はアウトドア派の田中に合わせ、A氏も一緒に旅行したり、ダイビングに行ったりアクティブに活動していたが、結婚後はピタリと止まり、全く外に遊びに出なくなったという。
「ダンナさんは昔はすっごい頑張って付き合ってくれてた、(私に)合わせてくれてたんだと思う」と苦笑いで振り返っていた。