テンダラー米公演発表 英語漫才に初挑戦
漫才師No.1決定戦「THE MANZAI」2011、12年ファイナリストのお笑いコンビ・テンダラーが24日、大阪市内で会見し、芸能生活20周年アメリカ単独ライブ開催を発表した。11月22日に約100人収容のハリウッドのハドソン・シアターで英語漫才に初挑戦する。
浜本広晃(40)は「コンビ名も『テンダラー』というくらいですから、いつかアメリカでやれたらという話はしていた。20年の節目に全編英語で挑戦したい」と抱負。白川悟実(43)も「20周年の集大成ではなく、30、40周年へのスタートにしたい」と意気込んだ。
しかし、学生時代の英語の成績は2人とも「1」と苦笑い。先日、ビートたけしの巨大広告看板を見て、そろって英会話教室のECCに入校。週2~3日のペースでロサンゼルス出身の先生に付いて、基礎の基礎から英語を勉強し直しているという。
披露するネタについて、浜本は「何本かやりたいですけど、とりあえず1本に集中しています」と説明。得意とする「必殺仕事人」のネタも英語版でどのようにするかを検討している。
浜本は「勝手にレディー・ガガにも英語で呼び掛けようと思います。親日家のトム・クルーズが来る可能性もゼロではない」と“超スペシャルゲスト”を妄想。「日本にある“MANZAI”という2人の掛け合いを向こうの人に伝えたい。いつかアメリカに興味のある吉本(興業)のメンバーだけでNGK(なんばグランド花月)でやってるような寄席ができたら」と夢を口にした。