桂吉弥大阪で独演会

「噺家生活20周年記念独演会」への意気込みを語る桂吉弥
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 落語家の桂吉弥(43)が25日、大阪市内で「噺家生活20周年記念 桂吉弥独演会」(11月8日、大阪松竹座)開催を発表した。最近はテレビ、ラジオなど落語以外の仕事も増えているが「やっぱり噺家やな。吉弥の落語はええなという会にしたい」と意気込みを語った。

 1033人収容という大劇場での初の独演会に「ただ一言、松竹座でやれるというのが心の底からうれしいです」と素直に喜んだ。当日は05年に50歳の若さで他界した師匠・桂吉朝の命日ということもあり「ちょうど9年になりますが、これも師匠が呼んでくれた。二重の喜びです」と表情を引き締めた。

 演目は吉朝が得意にしていた「七段目」と「地獄八景亡者戯」を予定。「『地獄八景』はいろいろと舞台の仕掛けを使えるのではと思っています。ぜひお客さんに楽しみにしていただきたい」と抱負を口にした。

 吉弥が「宙乗りもできるし、照明もあるし、花道もあるでとか言われています」と具体例を示すと、独演会に出演する同じ米朝一門筆頭の桂ざこば(67)から「あんまりしょうもないことせん方がええで」とクギを刺されていた。

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