つんく♂喉頭がん 完全寛解と発表
2月に早期の喉頭がんと診断され、治療を続けていた音楽プロデューサーのつんく♂(45)が25日、がんが完全寛解したことを公表した。マスコミ各社にファクスを送付し、発表した。公式ブログでも合わせて発表した。つんく♂は書面で声がまだ本調子ではないことを明かし、歌う事に関しては時間がかかることを説明。一方で、「体も頭脳もすこぶる元気」と伝え、「今後は今まで以上に恩返しを」と前向きにつづった。
つんくはサイン入りの書面で、「癌が『完全寛解』しました事をご報告させて頂きます」と報告。今年2月に喉頭声帯に早期のがんが見つかり、放射線治療と分子標的薬による化学療法を併用してきたことを明かした。
約2カ月の集中治療の後、6カ月間、経過を観察してきた。治療から6カ月後の検査で「がんは完全寛解」と「嬉しいお言葉を頂きました」と伝えた。
書面ではファンや関係各所に心配と迷惑をかけたことを詫び、「治療中は創作活動中心の仕事でしたが、体も頭脳もすこぶる元気で、さらに先生からの太鼓判も頂いた今、今後はこの経験を活かし今まで以上『愛のある唯一無二なる仕事』をしていく事で恩返しできればと考えております!」と元気につづった。
声がまだ病気以前には戻っておらず、「本調子でない」ため、テレビ出演など露出する仕事は当面控えることも説明。「歌うことに関しては少々時間がかかるかもしれません」とも伝えた。
つんくは3月6日に喉頭がんを公表し、治療のため歌手、タレント活動を休養していた。プロデューサー業は続けていた。