“フォークの神様”レア音源が作品化

 “フォークの神様”岡林信康(68)のレア音源と映像が作品化されることが26日、分かった。昨年12月に東京・日比谷公会堂で開催されたデビュー45周年記念コンサートの模様をCD2枚とDVD1枚に収めた計3枚組で、タイトルは「ライブ45周年記念 2013/12/14 日比谷公会堂」(税込み5000円)。レーベル「岡林信康(富士)/ディスクユニオン」から11月19日に発売される。

 1968年に「山谷ブルース」でデビュー。学園紛争など激動の時代に生きた団塊の世代に“フォークの神様”と支持されたが、細野晴臣、故大瀧詠一さんらのバンド「はっぴいえんど」をバックにロックを表現し、演歌では故美空ひばりさんとのコラボなどジャンルを超えて音楽史に大きな足跡を残した。

 昨年の公演では2000人超満員の観客を前に3時間に及ぶパフォーマンスを披露した。CDには初期の弾き語りやロック、美空さんから届いた1通の手紙を元に生まれた「レクイエム~麦畑のひばり~」(美空さん作詞)、和のリズムを取り入れたエンヤトットなど45周年を総括する曲が並ぶ。DVDにはアンコールで披露された「チューリップのアップリケ」「自由への長い旅」「今夜は朝まで踊りましょ」の3曲が貴重なライブ映像として収録されている。

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