２８日に日本テレビ系で放送された、ＴＯＫＩＯの人気番組「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！　ＤＡＳＨ島＆東京湾にも無人島が…！？ＳＰ」の視聴率が、９５年の放送開始以来、歴代２位となる２４・０％を記録したことが２９日、ビデオリサーチの調べで分かった。

　同番組は９５年１１月に深夜枠でスタートし、９８年に日曜ゴールデン帯に進出。これまでの最高視聴率は、通常版、特別版を含め０４年１０月３日に記録した２５・０％で、今回はこれに次ぐ歴代２位の数字となった。

　２８日午後７時から３時間枠で放送された特別版では、ＴＯＫＩＯが、明治時代に東京防衛のために東京湾に作られた人工島「第二海堡」に上陸し、生き物調査を行った。国交省が管理する民間人立ち入り禁止の無人島で、正式な許可を得てのテレビ撮影は史上初の試みだった。

　２８日は、同時間帯に、フジテレビが午後９時から３年ぶり放送となる「マルモのおきてスペシャル２０１４」（１２・９％）、ＴＢＳが午後６時半から「アジア大会２０１４韓国仁川」（１０・２％）を放送するなど、“特番対決”となったが「ザ！鉄腕‐」が同時間帯トップを獲得した。

　ＴＯＫＩＯはＣＤデビュー２０周年を記念して、記念日にあたる２１日から「ＴＯＫＩＯスペシャルＤＡＹＳ」と題して、２８日まで１週間、日テレの人気番組とコラボし、各番組を“ジャック”した。

　締めくくりが「鉄腕‐」で、リーダーの城島茂は「２０年の節目で汗をかかせて頂いた締めくくりの日曜日の夜も高視聴率という知らせに感謝の思いで一杯です！今後とも、ＴＯＫＩＯ一丸となって諦めない精神で全力でＤＡＳＨして行く事を誓います！」と喜びのコメントを発表した。

　（数字はすべて関東地区）