リサ・ステッグマイヤー騒乱香港生報告

 次期長官選挙を巡って民主派の抗議活動が吹き荒れる香港に折から滞在中のタレント、リサ・ステッグマイヤー(43)が29日、ブログで騒乱の現場の様子を写真とともに伝えた。

 リサにとって香港は、2011年に第1子長男を出産した地。2003年に結婚したアメリカ人の会社員である夫の仕事の都合で、香港にはその前後3年間住んでいた。

 「私たち家族にとっては“特別”な場所です」というその香港へ、リサ一家は長男と自分自身の誕生日を祝うため数日前から訪れていた。

 28日はセントラル地区の中心部にあるホテルへ歩いて戻る途中、「マスクや目にゴーグル、身体にはプラスチックのカッパを巻いて歩いている人があちらこちらに」という場面を目撃した。そこへ「パンパンパン!と何かを発射する音が聞こえ、そのあと目がヒリヒリ」。デモをしている学生たちに警察が催涙ガスを発射、リサもその被害を受けてしまったのだ。

 「無事にホテルに帰れたのですが、、、こんな経験初めて」

 29日になるとホテル周辺の道路は封鎖され、車の通行がないのでまるで歩行者天国のようだったという。人けもなく鎮まり返っていた道路は、午後になるとどこからか現れた多くの人たちで占拠され、夜になっても去らない。リサはブログにそんな様子を写した写真を掲載した。

 「しかし、これだけの人たちが出ているにも関わらずお店を破壊したり、車の炎上があったり、そんな暴力的なことは起きていません」と、リサは大好きな香港を見守っている。

 香港のメディアによると、28日の抗議活動には約6万人が参加、29日朝にかけて夜通しで繁華街などを占拠、経済活動にも影響が出始めているという。

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