城田優 濃い顔と高身長で悩む
俳優・城田優(28)が1日、関西テレビの情報番組「よ~いドン!」に生出演。190センチの高身長とスペインとのハーフである濃い顔が俳優としてハンデになり、コンプレックスを持ち続けていたことを告白した。また佐藤健、市原隼人、小出恵介ら若手人気俳優が顔をそろえたTBS系ドラマ「ROOKIES」の出演時は、「ハニートラップ」注意報が“発令”されていたことも明かした。
13歳から芸能事務所に所属し、芸能界デビューに向けレッスンを積んでいた城田。17歳でミュージカル「セーラームーン」(03年)に出演が決定するまで、オーディションに落ちまくり「100回以上は落ちました」と明かした。
中学時代は高身長がいやで、「小さく見せようと、背中を丸めていた」という城田。オーディションに落ち続けた理由は、彫りの深い顔と、ほかの共演者とバランスがとれない高身長だった。オーディションで落ちた理由を聞かされ、「言われれば言われるほど(コンプレックスになった)」と振り返る。
09年にはNHKの大河ドラマ「天地人」に真田幸村で出演をオファーされた。しかし、高身長と濃い顔を「否定され続け」ていた城田は「ぼくみたいな容姿だったら、(時代劇に)違和感を与える。(出れば)批判の嵐に…」と一度は断った。それでもプロデューサーから「幸村はなぞの多い人物。ぜひやってもらえないか」と熱烈なオファーを再び受け、初めて時代劇に挑戦することを決意したという。
現在はミュージカル「ファントム」(5日から大阪・梅田芸術劇場)に主演するなど、ドラマに映画に、舞台にと活躍中。出世作となった「ROOKIES」(08年)について、「最近よく言われてる“ハニートラップ”、危なかったです。とにかく(出演者が)週刊誌に狙われる。ぼくらと(写真を)撮られると、いくらもらえるみたい、っていうウワサがあって。ぼくはすぐに人を信じてしまうタイプで、だれでもすぐに仲良くなっちゃうんで、当時、周りの人から『優、気をつけなさい』と言われてました」と苦笑いで明かした。