福くん舞台直前鼻血、鼻栓で挨拶
人気子役・鈴木福(10)が主演した映画「ピラメキ子役恋ものがたり」が19日、京都国際映画祭で上映され、お笑いコンビ・はんにゃ、フルーツポンチらと舞台あいさつを行った。控室でフルポン、はんにゃらと一緒で、笑いすぎてイスから転げ落ちてしまったという福くんは、舞台あいさつ直前に、興奮のためか鼻血を出してしまうハプニング。右の鼻の穴にティッシュを詰めて登壇した。
はんにゃ・金田が「実は、出番直前にトラブルがありまして…。福くんが鼻血を出してしまいました」、川島も「急に噴き出てきまして」と状況を説明。司会者から「大丈夫ですか!?」とマイクを向けられた福くんは、「ぜんぜん平気です」と余裕を見せ、金田から「映画祭で興奮したんだよね」とフォローされた。
その後、ブログを更新した福くんは「ティッシュで鼻栓をしたままお客さんの前に出たのは初めてです(笑)」と照れくさそうに明かしていた。
直前の鼻血にもめげず、「映画祭に来られてうれしいです」ときちんとあいさつした福くんは、観客に向かって「映画、楽しかったですか?」と質問。「楽しかったです!」「最高でした!」という返答を引き出すプロフェッショナルぶりも見せていた。
また、金田から「子役界には映画のようなこともあるの?リアリティはあった?」と聞かれると、「う~ん、わかんないけど…あるのかなぁ?」と思案しつつ、「そういう風にやるところと、ウソのところもちょっとだけあります」とギョーカイ話をポロリ。
福くんが演じる春人が、超人気子役スターの女の子にひと目ぼれするシーンを挙げ、「福くんも、共演した女の子をかわいいなと思うことはある?」と尋ねられた際は「ないです」と即答し、全員がコケるひと幕もあった。
同映画はテレビ東京の人気子供番組「ピラメキーノ」から生まれたもので、福くん演じる普通の小学生・春人が、ひょんなことをきっかけに子役活動を始めるというストーリー。