安達祐実 大胆ぬれ場指導は男同士
女優の安達祐実(33)が4日、情報番組の「PON!」(日本テレビ系)にゲスト出演し、主演映画「花宵道中」で初挑戦した大胆なヌードシーンについて語った。
朝霧という吉原の遊女を演じた安達は「やるって決めた時にはすんなり決めて…。でも、やっぱり撮影になると、たくさんスタッフの方もいますし、初めてヌードになる瞬間は恥ずかしかったですね」と振り返った。
「花宵道中」は宮木あや子氏による、吉原を舞台にした純愛小説で、漫画化もされている。役を受けた経緯を「朝霧の心情をじっくり描いた映画。恋に翻弄されていく女性のストーリーです。その中でヌードも必然だった」とした。
番組では、話題のぬれ場を紹介することになったが、あまりに過激なシーンのためテレビでは放送できず。映像はスタジオにのみ流され、視聴者には出演者のリアクションで伝える、という手法がとられた。
「逆に恥ずかしい」と照れる安達の隣で、司会のビビる大木は「これ見ていいんですか!安達さん!」と絶叫。芸人の椿鬼奴は口を半開きにして「びっくりしました。すごい」と驚いていた。
細かい演技指導がなされたといい、事前に豊島圭介監督が男性の助監督と絡みを実演。「ここで、あっ、となる、とかやって見せてくれた」という。照明スタッフは目を背けながら仕事をするなど、現場が一丸となって配慮をしてくれたことも明かした。
女優としての大きな決断を安達は「芸能生活が30周年だったんですよ。せっかく節目の年ですから思い切ってやりたいというのがあった」と説明すると、芸歴の長さに「PON!」レギュラー陣から驚きの声が。同期を聞かれると、「TM NETWORKさんとか…」と“鉄板”の返しで爆笑を誘っていた。
実際、安達のデビューは3歳時の1984年。TM NETWORKは同年4月にシングル「金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」、アルバム「RAINBOW RAINBOW」でデビューしている。