足立梨花 犬の訓練で「まさかの涙」
女優・足立梨花(22)が4日、神戸市内で撮影中のNHKドラマ「二十歳と一匹」(来年1月放送)のロケ取材会に主演の菅田将暉(21)と参加した。
同作は阪神・淡路大震災で両親を失った幼い子どもが20年後に青年となって災害救助犬のハンドラーを目指す物語を描いていく。
足立は若手ハンドラーの木下サラ役を演じる。撮影前にパートナーのシェパード・ジョイの訓練を受けたが「全然言うことを聞いてくれなくて、本当に『待て』がなかなかできなかった。それが悔し過ぎて、まさかの涙してしまいました」と明かした。
「いまだにジョイは言うこと聞いてくれません」と意思疎通は不十分な様子。「シェパードは上下関係がしっかりしているらしく、多分まだ私は下に見られているんだと思います」と悔しそうな表情を見せた。「この作品の間になんとかジョイが言うことを聞いてくれるよう、サラちゃんと一緒に成長していけたらいいな」と意気込みを語った。
「この撮影をするまで災害救助犬の存在をあまり知りませんでした」という足立。「災害救助犬の存在を知ることができたのは、私の人生の中で一番大きな宝物なんじゃないかというくらい、出会えてよかったです。災害救助犬に対して、たくさんの人が理解してくれたらいいなと思います」と笑顔でアピールしていた。