中尾彬 いい夫婦賞意外な初受賞に不満
俳優の中尾彬(72)と女優の池波志乃(59)夫妻が12日、「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2014」に選ばれ、都内で授賞式に出席した。2人はバラエティー番組などにもたびたび一緒に出演し、おしどり夫婦として知られているが、意外にも“いい夫婦賞”受賞は今回が初めて。
中尾は開口一番「結婚して37年、やっと選ばれました。ここまで日にちがかかるとは思ってなかったですね」と“不満”をポロリ。「パートナー-」は今年で16回目で、過去には大和田獏(64)・岡江久美子(58)夫妻、ヒロミ(49)・松本伊代(49)夫妻ら芸能界の後輩が受賞しているとあって、ここぞとばかりに遅すぎをアピールし、笑いを誘った。
授賞式は都内の結婚式場のチャペルで行われ、2人は腕を組んでバージンロードを歩きながら登場した。仲むつまじい姿に会場からは大きな拍手が送られたが、中尾は「いや、実は志乃がねんざをしてて、こう(支え)しないと歩けないんですよ。みなさん仲がいいと勘違いしてる」と暴露。口は悪いが、行動で優しくする夫に、池波は「円満の秘けつは、支えになってくれることですね」と苦笑いだった。
池波は、1カ月ほど前にお酒を飲んだ際に、酔って転倒し、右足首を痛めた。「13センチのヒールのサンダルを初めて履いて、転んだときにひねってしまったんです」とばつが悪そうに説明した。
この日は中尾・池波夫妻とともに、アジア大会の柔道73キロ級を連覇した秋本啓之(28)と妻で元バレーボール日本代表の愛さん(32、旧姓大友)も「パートナー-」に選出された。