本田望結 羽生の“魂の滑り”に感激

 人気子役でフィギュアスケーターの本田望結(10)が13日、大阪市内で14日にオープンする樹脂製スケートリンク「つるんつるん」のプレビューイベントに出席。8日に中国・上海で行われたフィギュアスケートのGPシリーズ中国杯で、負傷しながら必死の滑りを見せた羽生結弦(19)の演技に「憧れました」と感動を口にした。

 羽生は8日の男子フリーで、直前の6分間練習中に中国人選手と激突し、頭部とあごなどを負傷。流血してリンクに倒れ込んだが、負傷箇所にテーピングを施して強行出場。5度の転倒がありながらも2位を死守した。

 この様子をテレビで見ていたという本田は「本当に心配で…、大丈夫かなって思った」と気遣いつつ、「いっぱい練習したのに、寸前の6分間でケガするっていうのは本当に悔しいことだと思うんですけど、それでも羽生選手が棄権せずに頑張ったっていうのが、本当に憧れました」と、羽生の“魂の滑り”に魅入られていた。

 この日は、「つるんつるん」の初滑りとしてデモンストレーションを行った。米歌手テイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」にのって約2分半、自身で考えたという振り付けで演技を披露。「ちょっと氷とは(感覚が)違って、板の上で滑っている感じなんですけど、すごく楽しくて、名前の通り“つるんつるん”な感じでした」と笑顔で感想を語った。

 「つるんつるん」は大阪駅に隣接する複合商業施設「グランフロント大阪」内に設置されたスケートリンク。氷を使用せず、特殊な樹脂製プレート「Xtraice」が敷き詰められている。オープン期間は14日から来年2月15日まで。

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