クラッシュギャルズ解散の真相語る
伝説の女子プロレスコンビ「クラッシュギャルズ」が28日にTBS系で放送された「爆報THEフライデー」に出演。仲違いでの解散から25年ぶりに再会し、引退の真相について語り合った。
クラッシュギャルズは83年8月に結成。アイドル的人気で女子プロブームを作り、80年代の社会現象となった。しかし、ライオネス飛鳥(51)がプロレスに専念したい、と芸能活動の停止を宣言。飛鳥の宣言の仕返しのように89年5月、長与千種(49)が飛鳥に相談せずに突然の引退、その3カ月後の8月に飛鳥が引退。6年間のクラッシュ時代に幕が下りた。
2人は番組の企画で、クラッシュとしての初戦を行った後楽園ホールで再会。25年ぶりに解散の真相について語り合うことになり、飛鳥はアイドル的人気だった千種に対する「嫉妬、劣等感があった」ことを明かし、千種の突然の引退により「1人で残された。1人で引退した千種を恨んだよ」と語った。
一方の千種は「ずっと引きずってた。『ごめんね』って」と飛鳥に謝罪。「会長から、来年からクラッシュのポスターを小さくする、と言われたんだよね」と言われたことに反発し、「結婚を考えている人がいる。引退します」と自ら幕を引いたことを初めて明かした。
千種から聞かされた引退の真相に、飛鳥は「うれしいですね」とわだかまりが溶けたような表情で語った。
なお、千種は現役レスラーだが、飛鳥は引退後、銀座のクラブでオーナーを務めている。