たかみな AKB=ドラえもんを主張
AKB48が劇場デビュー10周年を迎える来年12月8日をメドに、グループから卒業することを発表した高橋みなみ(23)が11日未明、ニッポン放送の「AKB48のオールナイトニッポン」に生出演し、グループの世代交代をアニメの「ドラえもん」に例えた。
高橋の世代にとって、ドラえもんの声は大山のぶ代が演じるものだった。しかし、2005年にドラえもんだけではなくメーンキャストの声優陣が全員交代した。それ以降、ドラえもんの声は水田わさびが務めているが、この交代劇を高橋は「本当にびっくりしたし、私の知ってるドラえもんじゃないと思った」と受け止めたという。
しかし、時間がたって考えると、「でも今の世代の子は今のドラえもんがドラえもんなんだよね」という思いに至った。このことをAKB48に当てはめて考えるようにもなった。
「私がいるときのAKBがAKBと思ってくれる人もいると思う。メンバーだって私がいないAKBを想像できないって言ってくれる子もいた。でも、みんながAKBなんだよね。だからとらわれなくていい。時間は流れていくし、変わっていくし、そこに変な固定観念を持たない方がいい。流れに身を任せた方がいい。(私が)いなくなったって続くし」と、メンバーは変わってもAKB48は不変であることを訴えた。
「オールナイトニッポン」には次期総監督に指名した横山由依も出演。「(前田)敦子がいなくなって終わると思ったよ。でも続いてるんだよ。私がいなくなっても(AKB48は)あるんだよ」と力説する高橋の言葉に納得していた。