林家木久扇 喉頭がんで「廃業」も覚悟
落語家の林家木久扇(77)が11日に日本テレビ系で放送された「あのニュースで得する人!損する人!」にVTRで出演。7月に喉頭がんと診断された際「廃業」も覚悟したことを明かした。
木久扇は7月21日に初期の喉頭がんを公表し、休養を発表。1カ月半の放射線治療を経て9月21日の舞台で仕事復帰。9月27日の日テレ系「笑点」(10月19日放送)の収録で番組復帰した。
木久扇は6月半ばごろ、かすれ声になり、「皮膚がくっついちゃってる感じ」という違和感を感じ、病院に行ったところ、喉頭がんと診断された。第2ステージだった。
治療のため、休養を決断したものの、心配だったのは仕事、弟子たちのこと。「ぼくら声出なかったら、やっぱり廃業なのかなぁ。戻れないのかなぁ。困っちゃったなぁ」と一時は廃業を覚悟したことを明かした。
さらに「ぼくらの職業はいくら有名でも、休んじゃうと無収入になっちゃうんですよ。」と切り出し、「すごく情けないわけです。稼げない師匠がいる、という…ただのおじいさんになっちゃうのは、いやだったんです」と苦悩を告白した。
番組開始から47年間、一度も休まずに出演してきた「笑点」に穴を空けるのも嫌だった。「テレビってテンポの早い娯楽ですから。あそこ(自分の席=座布団)に誰かが座っちゃうんじゃないか」という不安も頭をよぎったという。
しかし、休養中の全12回の放送では、木久扇の座布団は置かれたまま。「笑点」メンバーやスタッフは“空席”で木久扇の復帰を待つ意志を示し続けた。
木久扇は「嬉しかったですね。待っててれる…そういうものが電波の中に流れるっていうのが」と振り返った。
10月21日の復帰収録の際には「(桂)歌丸師匠が『木久ちゃん、よかったね』ってあの細い手で握手してくれて。(三遊亭)円楽さんがやっぱり目が潤んでてね…」と涙をにじませながら“笑点ファミリー”の絆に感謝していた。
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