がん闘病の三五十五が復帰コメント
がん闘病を乗り越え、21日にアントニオ猪木酒場・東京新宿店で開催される「電撃クレイジーナイト忘年会ダァー!」で復帰を果たす「電撃ネットワーク」のMC担当、三五十五(52)が18日、復帰へ向けてのコメントを発表した。
「ちーす。電撃ネットワークの三五十五です。この度は約1年半ぶりにステージに立つことになりました。まだ目は見えていない。手足も完全じゃなくて歩けない。そんな状況なんですけど、体調はすこぶる良いので、挨拶だけでもと思いまして。1日も早く復帰したいんでね。様子見に顔だします。(笑)ということで当日よろしくお願いします!」
電撃のメンバー、ギュウゾウは18日、ブログで「病気に負けない【三五十五】の前向きな姿勢、そして電撃ネットワーク他メンバーとの絆。12月21日のイベントは、心温まるステージになるに違いないだろう」と三五十五を迎える思いを書き込んだ。
三五は昨年5月頃から頭痛、耳鳴り、吐き気、めまい、意識が飛ぶなどの不調を訴え始め、7月の公演中に体調を崩して病院に搬送され、肺がんであることが発覚。「余命1週間」と宣告され、緊急入院した。脳への転移から目もほとんど見えない状態になった。
そんな絶望の中、メンバーや友人のサポートが応援Tシャツを販売、売上利益を医療費の一部に当てるなど支援。本人も懸命に病と闘い、今年3月には無事52歳の誕生日を迎えた。
三五は21日、公演前に会見する予定。ステージでは電撃ネットワークのメンバーが勢ぞろいし、中村有志、鳥肌実、エスパー伊東、ミラクルひかる、パルらも共演する。