エッダ・マグナソン 映画のため初来日
スウェーデンのシンガー・ソングライター、エッダ・マグナソン(30)が初来日し、19日、都内で公開中の主演映画「ストックホルムでワルツを」の大ヒットを記念した舞台あいさつを行った。
この作品はエッダの女優デビュー作。スウェーデンの世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を演じるが「モニカはスウェーデンではアイコン的な存在。それを演じるのだから自殺行為だと思った」と素直に撮影前の気持ちを打ち明けた。
劇中では、エッダはモニカになりきり数々のナンバーを披露するが、舞台あいさつでは1番好きな曲と「ウオーキン・マイ・ベビー・バック・ホーム(歩いて帰ろう)」を英語でワンフレーズ口ぐさみファンを沸かせた。
舞台あいさつには、エッダとペアで欧州公演を行い、モニカと一緒に仕事をしたこともあるピアニストのニルス・ラン・ドーキー(51)も登場。「モニカはアメリカに渡って成功したパイオニア的存在」と言うと、エッダはモニカが世界的シンガーとなるキッカケとなったビル・エバンスとの共演アルバム「ワルツ・フォー・デビー」(1964年)を「大好きです」と打ち明けた。
エッダとニルスのトリオは20、21日にブルーノート東京で公演する。