佐村河内氏 長髪&ヒゲに戻りTVで独白

9カ月ぶりに取材に応じた佐村河内守氏(写真は今年3月の記者会見時)
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 ゴーストライター騒動を起こした佐村河内守氏(51)が21日に放送されたフジテレビ系「今年のニュース決定版!2014」の独占インタビューを受け、今年3月の謝罪会見後、初めてテレビに登場した。

 9カ月ぶりにテレビの取材を受けた佐村河内氏は、騒動発覚前のトレードマークだった“長髪&ヒゲ”姿に戻っていた。サングラスの代わりには黒いセルフレームのメガネをかけ、左手薬指と小指には白いテーピングがされていた。

 ゴースト騒動に対する反論を展開した3月の“謝罪”会見では、長髪とヒゲをバッサリ切り、7・3分けの短髪になった姿にイメージチェンジし、驚かせていた。

 今回の取材は19日に佐村河内氏の都内の自宅マンションで行われ、妻が同時通訳者として同席したという。

 佐村河内氏は、騒動後、外出したのは「合計3、4回ぐらい」と明かし、「世紀のペテン師が復帰してはならない、と言われて。それぐらいの罪だとは思ってますけど」「罪は消えないんですけど、こんなバカなことはないと思うんですよ」と報道や世間に対する反論も示した。

 ゴーストライターとして代作していた新垣隆氏については、「自伝(『交響曲第一番』)…嘘の本を書いた時に、嘘本を書かなければいけないんだけど、といって協力を求めた。彼はそこまで“加担”してるわけですよ。悪い仲間ですけれどね」と改めて“断罪”した。

 インタビューの最後には「人は大なり小なり嘘は方便でつくかもしれないけれど、もうこれからは絶対に一つの嘘もつかないで生きていこうと思いました」などと話した。

 なお、3月の会見で「3年前くらいからある程度(耳が)聞こえるように…」と話していたが、その後は聴力の再検査は受けておらず、その理由を「音が分かるんだけど、会話的には前と全く変わらないので、(世間に)言う意味があるのか、再検査するとか必要性を感じなかった」と話した。

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