「平成中村座」勘九郎兄弟が継承公演

平成中村座の図を手に笑顔の(左から)中村七之助と中村勘九郎=ホテルグランヴィア京都(撮影・持木克友)
意気込みを語る(左から)中村七之助、中村勘九郎=ホテルグランヴィア京都(撮影・持木克友)
早くも気合いみなぎる(左から)中村七之助と中村勘九郎=ホテルグランヴィア京都(撮影・持木克友)
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(33)と中村七之助(31)が23日、京都市内で会見し、2015年4~5月に、東京・浅草寺の境内で「平成中村座」公演を行うことを発表した。平成中村座は、勘九郎と七之助の父・十八代目中村勘三郎さんが江戸時代の芝居小屋を復活させた舞台。今回は2008年以来、7年ぶりに浅草寺に劇場を作っての公演となる。勘九郎は「ただただうれしいです。父の夢であった平成中村座を、父が逝っちゃった後もできるのは皆さまのおかげです」と周囲に感謝した。

 演目は「勧進帳」「魚屋宗五郎」「幡随長兵衛」など。「三笠山御殿」では長男の七緒八(3)くんも勘九郎演じる豆腐買おむらの娘役で出演予定。勘九郎は「ふとした表情や歩き方が父に似てくるんです。おととい『ぼくはすべての女の子が好き』って言ってて、そこは似ないでほしいんですが」と苦笑いだった。

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