「紅白歌合戦リハーサル」（３０日、ＮＨＫホール）

　紅組司会の吉高由里子が、自分の“ＭＣ力”のなさにへこんだ。

　この日のリハーサル日程を全て終えたが、「玉山鉄二」を「たやま…」と言ってしまったり、大トリの松田聖子の紹介で「まつど…」。椎名林檎の曲紹介を台本よりも早いタイミングでしてしまい、白組司会の嵐・桜井翔から「まだよ」とフォローされたりと、ミスを連発してしまった。

　「朝７時２０分ぐらいからあっというまに（午後）６時になってました。ＭＣこんなに大変なんだと。ただただ無力だと。いくら台本やせりふを練習しても緊張はできないし」とへこんだ様子の吉高。「（演劇の）舞台もしたことがないので、生で伝えるのが経験不足です」と反省した。

　ただ、司会陣からのありがたいフォローも受けている。前述の桜井の例に限らず、嵐のメンバーからは「『やっちゃいな』とか言ってくれて、おどけた感じで和ませてくれました」と温かいアシストに感謝した。

　総合司会の有働アナとは電話番号を交換したといい、「思い切りやってください。何かあったら私がフォローします」と励まされていた。

　昨日は報道陣から「司会は大丈夫？」と指摘され「うるさいな！」と吉高節でお茶目に返していた。その模様を伝える記事を読んだようで、「昨日の話で『うるさいな』って記事になってたよぉ！空気（雰囲気）もちゃんと伝えてください！」と報道陣にキュートにクレーム。本番への意気込みを問われると「悪い記事を書かれないように頑張ります！」と気にしているようだった。