つちやかおり 母の認知症明かす 要介護2
タレント・つちやかおり(50)が5日、TBS系で放送された「私の何がイケないの?」(月曜、後7・00)に出演。母親(83)が認知症で要介護2であることを明かした。つちやの父は2013年に死去。兄が両親と同居していたが、父は寝たきりで、認知症の母とのW介護で、介護うつになってしまったことも告白した。
母は5年前に認知症と診断された。
兄の異変に気付いたのは13年の父の葬儀。喪主を務めた兄は、立つこともできず、ろれつも回らない状態だった。葬儀後、病院に連れていったところ、介護うつと診断され、「アルコール依存症にもなってしまっていました。自分の中でいっぱいいっぱい…逃げ道がなくなってしまっていた。これは何とかしないといけない、と思いました」と明かした。
つちやは「それまで誰も気付かなかった」と後悔を口にし、認知症の母については「これだけ面倒を見てくれている兄のことを『泥棒!』とか『監禁されてるの!』と言ったり。私のことも『お姉さん』って言ったりする。この先、徘徊(はいかい)になった時に、遠くに住んでいるので、ちょっと不安ですね」と苦悩の胸中を吐露した。
つちやは昨年6月にタレント・布川敏和(49)と離婚。23年の結婚生活に終止符を打った。俳優で長男の布川隼汰、長女でモデルの布川桃花は布川と暮らし、離婚当時13歳だった次女については、つちやが親権を持ち、共に暮らしている。