ドクター中松 がん撲滅発明を公開
昨年6月、「前立腺導管がん」で今年(2015年)末までの余命であることを公表した発明家のドクター・中松氏(86)が16日、都内のドクター・中松ハウスで新年記者会見を開き、がん撲滅の発明を公開した。
がんなどの病気を撲滅する10種の治療法、名付けて「DNT(ドクター・中松セラピー)10」の発明を進めていることを明かし「全部ができないと、私の命は年末まで」とした。
中松氏によると、がん撲滅治療の10種発明・DNTは「2割くらいは進んでいる」といい、この日は言葉通り10種のうち2種を発表。高麗(こうらい)ニンジン、昆布、黒豆など20種類の素材をブレンドしたお茶「20(TwenTea)」と、がん撲滅の歌「がんの狂風」で、中松氏は「がんの狂風」を熱唱した。
ちなみに、他のDNT8種は(1)病気に負けない心の健康「撰難楽でワクワクする気持ち」 (2)病気撲滅食べ物「ガンガン食とガンガンカレー」 (3)病気撲滅味「ガンガンおいしい」 (4)病気撲滅食べ方「ガンガン食べ方」 (5)病気撲滅サプリメント「ガンガン元気」 (6)病気撲滅の運動「ガンガン筋トレ」 (7)病気撲滅の水「ガンガンアクア」 (8)がん撲滅ロボット「ガンガンロボット」。
なお、最近の症状として、毎食、9割ほど食べたところで「目の前が真っ白になって卒倒する」ようになったことを告白し、「(がんの)新発見の症状」だと強調していた。
中松氏は昨年6月26日、会見を開き、悪性のがん「前立腺導管がん」で治療が難しく、医師から「余命は2015年末まで」と宣告されたことを公表。東大医学部付属病院の診断報告書も提示していた。
また、「私自身の体を使って前人未踏の発明をする」と宣言し、「がん治療ロボット」の完成を目指すことなどを予告していた。