【三船の一問一答】サムライ魂で頑張る

 夫のロックバンド・THE 虎舞竜の高橋ジョージ(56)との離婚調停が決裂し、親権を求めて提訴したタレント・三船美佳(32)が17日、大阪市内で会見した。大阪・朝日放送のレギュラー番組に生出演後、同局前に集まった約50人の報道陣に対応。午前9時50分から、東京での夫・高橋ジョージの会見とほぼ同時間帯に行われた。笑顔で対応も、時折、結婚生活を思い出してか目を潤ませる場面もあった。以下、三船との主な一問一答。

 -離婚を決断。

 「娘もいますので、しっかり時間をかけて考えた末に決断しました。16歳で結婚して、16年間の結婚生活でいろんな人生経験もしました。ひとりの母として女性として決めました」

 -離婚調停は昨年春ごろからか。

 「はい、昨年の中で。ちゃんと段階を経て、話し合いはしました。解決できればよかったんですが」

 -裁判で求めることは。慰謝料も?

 「今も娘と一緒に暮らしているので、娘のことだけです。まったく慰謝料は考えてないです。親権だけです」

 -夫も親権を求めている?

 「分からないですけども…。娘も10歳になり、しっかりと親子で話し合いを重ねてきまして、娘の気持ちは私はしっかり把握しているつもりでいます。いい娘です」

 -離婚原因は夫の強い束縛なのか。

 「そういう今までのことに関しては、時期的に自分からお話できないようになってますので」

 -互いに好きな人ができたということは?

 「それはないです」

 -人生の半分を結婚生活に。また恋はしたいか?

 「今はまったく考えられないですね。まず着実に、今をしっかりと大切に。娘のことを一番に考えていきたいです」

 -離婚調停が不調に終わった要因は。

 「折り合いがつかなかったということか、ちょっと分からないです」

 -一昨年末から夫と別居し、今は大阪に拠点に?

 「はい。おかげさまで大阪でのお仕事を多くやらせていただいておりますし。大阪は私、来世も住みたいと小さい頃から思ってて、まさかこんなに早く、こういう形でかなうとは思わなかった」

 -東京の自宅のローンは?

 「払ってますよー(笑)。ふたりで。もちろんです」

 -今は直接連絡を取り合わず、弁護士を通じての状況?

 「そういうことです」

 -裁判ではいろいろなことが公になる。覚悟した上か。

 「もちろんです」

 -年の差夫婦で“おしどり夫婦”と呼ばれた。

 「私が今回決断したのは、早く結婚したことや年の差がよくないということじゃなくて、私個人の決断だったので、同じような結婚をしてらっしゃる方々に申し訳ないです」

 -これからやりたいことが見つかった?

 「今は、今が本当に幸せです。新しいスタート。決意を新たに、自分の足でしっかり生きていく幕開けなのかなととらえてます」

 -夫にメッセージは?

 「とにかく体をこわさないようにいていただけたら。お互いこれを機に新しい人生、よりよい道を歩めたら」

 -現在は母親も一緒に同居。

 「母は私が娘なので心配してくれて。親孝行も、一生かけて、悔いの残らないように」

 -父の三船敏郎さんの墓前には報告したのか。

 「もう毎日、絶対見ててくれてると思うので、恥じないように侍魂でがんばっていきたいと思います」

 -いつから離婚を考えていた?

 「気づいたら…。ちょっと前かな…。一緒にいる(同居していた)頃はともに歩んでいたのですが」

 -11年に理想の夫婦として表彰された。

 「あの時は、もちろん(離婚は考えてなかった)です」

 -あの賞で表彰されたカップルでこれまで離婚はなかった。

 「本当にすみません。もう2度とないようにします」

 -結婚生活で幸せだったことは。

 「好きになって結婚してますからね」

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