体罰自殺から2年「桜宮高は変わった」
バレーボール女子日本代表元監督の柳本晶一氏(63)が17日放送の関西テレビ「たかじん胸いっぱい」(土曜、正午)に出演。12年12月に大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将だった男子生徒(当時17)が体罰を苦にして自殺。直後にスポーツ指導刷新のために改革担当に就任した同氏が同校の現状を語った。
この2年を振り返った柳本氏は「いろんなことがありましたが、(桜宮は)もともとスポーツマインドの高い学校だった。皆が一致団結して、どこか一つの山を越えた段階です」と説明した。
MCの太平サブローから「変わりましたか?」と聞かれると「変わりましたね」と即答。「逆に一体感ができた。あれだけ全国で叩かれた、注目もされたという見方もありますけど、自分たちが変わるモデルにならなきゃという自覚も芽生えてきている」と報告した。