桑田 ラジオで謝罪「心より心より」
昨年の年越しライブでの一部演出について15日にお詫(わ)び文を発表したサザンオールスターズの桑田佳祐(58)が17日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」の冒頭で14分間かけてあらためてファンに謝罪した。
無造作にジーンズのポケットから紫綬褒章を取り出して観客に見せ、オークションにかけるようなパフォーマンスを行ったことについて、ファンから「やるべきではなかった」などと批判のメールが届いたことを読み上げ、「大切なファンの方の中にこういうことを感じた方がいらっしゃるということで、不快に思われた方に謝らなければいけないと思った次第です」と切り出した。そして、「軽率。こういう場面で下品な冗談を言うべきじゃありませんでした」と謝罪した。
また、4日間に及んだサザンの年越しライブのうち、3日間は木箱からスタッフが白い手袋して取り出していたことを明かし、「4日目のライブだけ、紅白と年越しというのがありまして。すでに言い訳になってしまってますけども、段取りを間違えてあのように扱ってしまいました」と説明。「大変反省しておりますし、心より心よりお詫び申し上げます」とあらためて謝罪した。
NHK紅白歌合戦の生中継時に付けヒゲをつけていたことに対し、ヒトラーを連想させるなどの声がネットなどに上がったが、これについては「ヒトラーのつもりは全くありません」と否定。過去のライブでバツマークのついた日の丸の映像を使ったことに他意がないことなどを丁寧に説明した。
桑田は、15日にも所属事務所と連名で謝罪文書を発表している。