元極楽山本 涙目でネタ披露、爆笑連発
元お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱(46)が19日午後7時過ぎから、東京・下北沢駅前劇場で06年7月に不祥事を起こして以来となる復帰ライブ「山本圭壱お笑いLIVE」を行った。観覧客の証言から、山本が披露した6本のコントネタをまとめた。ネタ順は不明。
(1)「ことりじゅんいち」
冒頭のネタだが、内容不明。
(2)「掃除屋きみちゃん」
清掃員にふんした山本が、ほうきで掃除をしながら、「あなたはどっち派だ!加藤浩次派か、山本圭壱派か!」と叫ぶ。
(3)「あさだまーお」(フィギュアスケート浅田真央のパロディー)
フィギュアスケートのレオタードを着て、最前列の男性をステージに上げて一緒に踊る。「こっから何も考えてねえや!」とノープランだったことを告白。
(4)「はにーゆづる」
ある観覧客の男性は「言われてみれば羽生君っぽいかと思ったんですけど…」と振り返る微妙なできばえの物まね。
(5)「FNS歌謡祭」
となりに等身大の人形を立たせて西野カナの曲を熱唱。
(6)「においが気になる男」
おにぎりを食べながら「くさい!くさい!これくさい!」などと叫び回る。最後は自分の口がくさかった、というオチ。ある男性客によると「これが一番ウケた」。
熱心に観覧していた男性客(37)によると「明らかに最初から最後まで涙目だった」という。「完全なお帰りなさいモードで、会場(の空気)ができあがっていた。ずっと爆笑でした」と温かく出迎えられたようだ。
入場料は観覧客が終演後に金額を決めて支払う“投げ銭”方式がとられた。前出の男性客は自身が5000円を投入したと明かした。1番最初に入れた人は1万円だったという。2人それぞれが2000円ずつ支払ったというカップルは「お笑いライブが初めてだったので、(相場が)分からなくて。面白かったです。テレビで復活してほしい」と満足そうに振り返った。