猪木議員の来日要請をマララさん快諾

 「日本を元気にする会」のアントニオ猪木参院議員(71)が21日、訪問先のイギリスから羽田空港に帰国し、昨年のノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(17)に来日要請したことを明かした。マララさんとの会談で猪木議員は「早い段階で日本に招待したい」と伝え、マララさんも「ぜひ行きたい」と快諾したという。マララさんの資格試験が終わる5月頃には来日を実現させたいと話した。

 マララさんの父が猪木議員のファンだったということもあり、15分の予定だった会談は大幅に延長され、1時間半にもおよんだ。「ノーベル賞という肩書はありますが、普通の女の子。ただ、こちらの目の奥をのぞいているかのような利発な感じはしました」と印象を語った。

 渡英中には「イスラム国」が2人の日本人の身代金を要求する事件も発生。これには「本来の宗教というのは人を殺すことではない、とメッセージを送っていけば。こちらも理解を示そうという姿勢を持っていかないとどんどん対立構造になる」と持論を展開した。

 また「日本を元気にする会」の党名を変更したい意向も明かした。「『日本の-』とか『-の会』という党は残っていない。心にブスッと刺さる党名を考えてほしいですね」と提案した。

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